政治

辺野古新基地 国、土砂投入先送り 知事死去「喪に服す期間」

土砂投入が予定されている「N3護岸」と「K4護岸」がつながった埋め立て区域「2―1」=名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸 (小型無人機で撮影)

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に関し、国は13日までに、8月17日以降と通知していた埋め立て土砂の投入を先送りする方針を県に伝えた。翁長雄志氏が知事在任中に死去したことを受け「喪に服す期間」と説明した。県幹部は知事選後まで土砂投入は延期されることになるとの見通しを示している。複数の関係者が明らかにした。工事強行の印象を薄め、知事選への影響を回避する狙いが国側にあるとみられる。

 国は県による埋め立て承認撤回を延期することも県に要請しており、双方の今後の動向が注目される。

 富川盛武、謝花喜一郎両副知事は13日、県議会与党会派の代表者と面談し、国からの説明を伝えた。13日から知事の職務代理者の富川副知事は14日、記者団の取材に「刻々と変化する状況を踏まえ、いつでも(撤回を)打てるよう準備しながら時期を検討している」と述べた。国との交渉内容については答えなかった。