芸能・文化

ダンサー&振付師&女優・仲宗根梨乃 映画「ココロ、オドル」記念イベントの伸びやかトークでファン魅了

 映画「ココロ、オドル 満月荘がつなげる3つのストーリー」(岸本司監督・脚本)が2月2日、沖縄県那覇市の桜坂劇場で公開される。封切りに先立ち1月18日、仲宗根梨乃など出演者らによるトークイベントが琉球新報社で開かれた。米ロサンゼルスを拠点にダンサーや振付師、女優として活躍する仲宗根は、撮影中のエピソードや今チャレンジしていること、故郷・沖縄への思いなどを、うちなーぐちと英語を交えた“梨乃流トーク”で伸びやかに繰り広げ、会場を沸かせた。 (佐藤ひろこ)

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 トークのテーマは「ワクワクしながら世界で働く」。同映画が美しい海と貴重なサンゴに囲まれた座間味村で撮影されたこともあり、沖縄を拠点に「サンゴに優しい日焼け止め」の製造・販売を手掛ける社会起業家の呉屋由希乃さんと対談。後半には出演者の尚玄、山城智二も交え、沖縄を舞台に「絆」を描いた、笑って泣ける同作品の魅力を語り合った。

 ブリトニー・スピアーズなどのバックダンサーを務め、ジャネット・ジャクソンの振り付けを担当し、韓国の人気グループSHINeeや少女時代に振り付けを提供するなど世界を舞台に活躍する仲宗根。女優に挑んだ理由を問われると、「ダンサーとして突っ走って体も心も苦しくなったときに、まだ自分に表現できることって何かなと考えた」と明かした。

 ダンスを大切にしながらも「常に何かにチャレンジしている」と語り、沖縄を離れて初めて、自然やホスピタリティーの豊かさなど、古里の素晴らしさを感じたことも振り返った。呉屋さんがタイやパラオでも取り組みを始めていることには「すごい。尊敬です。私にできることは呉屋さんが作ってくれた日焼け止めを使って、感謝すること。人はきっかけ次第で変わる。私たちが今日出会えたことで、もう何かが始まっている」と喜び合った。

 試写を見た呉屋さんは「登場人物を通して、自分や周りの人と向き合える作品」と感想を述べた。「『イタリア系女優』などの表現があるように、梨乃さんがいずれ『沖縄系女優』というジャンルを切り開くんじゃないかと妄想している」と期待を込めると、仲宗根は「ワォー。レッツゴー」とはじけるような笑顔を見せた。

 尚玄は「3話に分かれているけど、どこかでつながっている」と解説。仲宗根は「細かいところにメッセージが詰まっている。3回以上見てほしい」と話し、山城は「初日は舞台あいさつもあるので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けた。

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 上映初日の2月2日には桜坂劇場で岸本司監督、加藤雅也、尚玄、山城智二ら出演者による舞台あいさつがある。

 トークイベントの詳しい内容は、ウェブマガジン「琉球新報Style」で公開している。