市民から信頼されるメディア、どう実現する? 琉球新報の南彰記者、14日に東京で講演


市民から信頼されるメディア、どう実現する? 琉球新報の南彰記者、14日に東京で講演  南 彰さん
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 作家の落合恵子さんが主宰する子どもと女性の本の専門店「クレヨンハウス」(本社・東京)は14日午前11時から、第155回「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」をクレヨンハウス東京店地下1階で開催する。今回は、元朝日新聞記者で現在は琉球新報社で編集委員を務める南彰さんが「市民とメディア 『絶望からの新聞論』を語る」をテーマに講演する。

 南さんは、政治や大企業への忖度(そんたく)が横行し、読者から見放され、部数が激減する中で内部から崩れていく新聞というメディアの行く末を危惧し、4月には地平社から『絶望からの新聞論』を出版している。講演会では権力からの独立性を保ち、市民社会から信頼されるメディアをどう実現していくのかなどについて、多角的な視点から論じる。

 参加費千円。講演会はオンライン配信もする(再配信は同日午後6時から)。希望者は、同社ホームページから申し込める。