沖縄県那覇市内には現在、危険ドラッグののような健康被害が確認されている大麻由来の成分に似た「HHCH」(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)や大麻由来の「CBD」(カンナビジオール)などの商品を扱う店舗が国際通り周辺に少なくとも3店舗確認されている。ある店舗では一時期、「合法大麻」と書かれた看板を掲げていた。那覇市議会で同商品を巡る問題が取り上げられているほか、市でも当該店舗に立ち入り調査を実施するなど、警戒を強めている。
本紙記者が実際に市内のある店舗を訪れたところ、店内には商品の説明として、片頭痛や生理痛の緩和、睡眠の質向上、リラックスできるなどのうたい文句が並んでいた。一方、別の店舗には、商品に含まれる成分が指定薬物になったとして、「当店で購入した上記成分を含む製品は処分してください」との張り紙が貼られていた。
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