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沖縄で学び「大人になったらまた来たい」 神戸の児童ら、交流日程が終了


沖縄で学び「大人になったらまた来たい」 神戸の児童ら、交流日程が終了 沖縄での旅を終え、記念撮影をする神戸の子どもたち=7日、那覇空港
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 神戸市内の児童養護施設に通う子どもたちが沖縄を訪問し、歴史や文化を学ぶ「第16回笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」(KOBE三宮・ひと街創り協議会、ザ・ファースト主催)は7日、沖縄での全日程を終了し、那覇空港でセレモニーを行った。

 6日からの1泊2日の旅程では、本部町の八重岳桜の森公園や沖縄美ら海水族館を巡り、7日は戦時中に沖縄県知事を務めた神戸出身の島田叡氏らが刻銘される摩文仁の「島守の塔」や首里城などを訪問した。

 那覇空港では沖縄のバスガイドでつくる音楽グループ「うたばす」がコンサートを開催し、「KOBE―」のテーマソングを歌うなどして子どもたちの再訪を願った。

 初めて沖縄を訪れた山田礼高さん(12)は「飛行機も初めて乗った。思い出に残っているのは美ら海水族館のバックヤードツアーだ。次は海に入りたい」と話した。同じく初めて訪れた國分優奈さん(12)は「海が神戸市よりもとてもきれいだった。大人になったらまた来たい」と話した。

(梅田正覚)