琉球フォーラム 10日に1月定例会 データが語りかける沖縄県の姿~健康を中心において 栗盛須雅子氏(聖徳大学看護学部教授)


琉球フォーラム 10日に1月定例会 データが語りかける沖縄県の姿~健康を中心において 栗盛須雅子氏(聖徳大学看護学部教授)
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 会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・普久原均琉球新報社長)の1月例会は10日、ザ・ナハテラスで開催される。講師は聖徳大学看護学部教授の栗盛須雅子氏。演題は「データが語りかける沖縄県のすがた―健康を中心に置いて」。沖縄県の健康寿命の年次推移やさまざまな健康指標をはじめ、今帰仁村で行った9年間にわたる健康に関する追跡研究のデータなどを基に、沖縄の課題や対策などを展望する。

 栗盛氏は東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科環境社会医歯学系健康推進医学分野専攻において博士課程修了。専門分野は公衆衛生政策、政策疫学、健康推進医学など。健康寿命や健康長寿、データサイエンスなどを研究テーマとして取り組む。

 2001年、東京医科歯科大学大学院の非常勤講師となり、05年に東京大学大学院医学系研究科客員研究員。その後、早稲田大学アジア研究機構琉球・沖縄研究所客員研究員、日本保健医療大学保健医療学部教授などを経て、15年に聖徳大学看護学部看護学科教授に就任する。

 地域や社会活動も積極的に行い、厚生労働省「地域生活圏ニーズ調査の在り方検討委員会」検討委員、今帰仁村健康長寿体験滞在型観光促進事業推進委員会委員長なども歴任。

 今回は第1部として午前11時半から講演会を行い、午後0時45分から第2部の新年会(立食形式)となります。問い合わせは琉球フォーラム事務局(電話)098(865)5177。平日午前10時~午後5時。問い合わせは前日までにお願いします。