陸上自衛隊宮古島駐屯地は18日、宮古島市の同駐屯地内で創立5周年記念式典を開いた。西銘恒三郎衆院議員や保守系市議、地域住民、隊員の家族らを招き、配備車両の行進や訓練展示などを実施した。同駐屯地前では、式典に反対する市民団体が抗議の声を上げた。
式典であいさつした同駐屯地の比嘉隼人司令は、中国による尖閣周辺での領海侵入や北朝鮮による弾道ミサイル発射などに触れ「宮古列島の守護神となるべく日々鍛錬を積み重ね、沖縄、南西地域の抑止力の要としての役割を果たす」と述べた。
駐屯地前では、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会のメンバーら約20人が記念式典開催に抗議し、基地撤去を求めて声を上げた。
(友寄開)
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