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ジェンダー平等へアイデア議論 3月9日、読谷 10、20代向けワークショップ


ジェンダー平等へアイデア議論 3月9日、読谷 10、20代向けワークショップ ワークショップへの参加を呼び掛けるイラスト(アイアム提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬

 「暮らしの決まりごと、大人だけで決めていいの?」。ジェンダー平等の実現に向けた施策やアイデアを議論し自治体への政策提案につなげる10、20代向けワークショップ「ミライをつくる」が3月9日、読谷村で開かれる。沖縄女性のエンパワーメント(地位向上)に取り組む一般社団法人IAm(アイアム)が主催。ワークショップの結果は、読谷村の男女共同参画委員会を経て最終的に村長に提案し、村の施策に活用してもらうことを目指す。

 OISTの学生や研究者、職員らでつくるLGBTQ+Alliesや琉大レインボー、読谷高校放送部も参加する。参加者はグループに分かれて日常生活で感じたモヤモヤを共有し、ジェンダー平等実現に向けた施策やアイデアを議論し提案をまとめる。ゲストに沖縄女性史研究者の宮城晴美氏と在沖米国総領事館の広報文化課領事のニコール・リマ・ヌチェリ氏を招き提案への助言をもらう。

 企画したアイアム共同代表の阿部藹(あい)さんは「暮らしの決まりごとに対し、高校生や大学生も『ミライの大人』として意見を言ってほしい」と参加を呼び掛けた。

 参加費無料。定員は20人程度で高校、大学、専門学生や社会人対象。9日午後2時~4時半、読谷村地域振興センター大会議室にて。言語は日本語が主だが、英語話者にも対応。

 (慶田城七瀬)