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プロテニス選手の幼なじみへ「応援伝えたい」 同期生4人で10キロ完走 あやはしロードレース 沖縄


プロテニス選手の幼なじみへ「応援伝えたい」 同期生4人で10キロ完走 あやはしロードレース 沖縄 (左から)兼堅さやのさん、吉海桃子さん、トーマス千也望さん、スティルウェル晴香さん=3日、うるま市の与那城総合運動公園
この記事を書いた人 Avatar photo 名嘉 一心

 うるま市出身のプロテニス選手、リュー理沙マリーさんを地元から応援しようと田場小、具志川東中学校時代の同期生4人が3日、第22回あやはし海中ロードレースの10キロ部門に挑戦した。

 出場したのは兼堅さやのさん、吉海(よしかい)桃子さん、トーマス千也望(ちやの)さん、スティルウェル晴香さん。4人は中学校時代にテニス部でリューさんと共に汗を流してきた。県外でテニスに励むリューさんに対して、あやはし海中ロードレースを4人全員が完走することで「応援している」という気持ちを伝えようと企画した。

リュー理沙マリー選手(2021年撮影)

 中学校を卒業して14年がたつ。今でもリューさんが選手活動の合間を縫って帰沖すると、当時のメンバーで集まり、思い出話に花を咲かせているという。

 大会前に、リューさんに出場を伝えた。4人全員が無事に10キロを走り抜いた。スティルウェルさんは「みんなで完走したことをSNSなどで伝えて、沖縄からでも『ずっと応援しているからね』という気持ちが伝わったらうれしい」と笑顔で語った。

(名嘉一心)