ごみ収集車を酒気帯び運転 容疑で清掃会社代表を逮捕 宮古島署 沖縄


ごみ収集車を酒気帯び運転 容疑で清掃会社代表を逮捕 宮古島署 沖縄 パトカー(資料写真)
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 宮古島署は17日午前9時10分ごろ、基準値の約4倍の酒気を帯びた状態でゴミ収集車を運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で市下地上地の清掃会社代表の容疑者(56)を逮捕した。「(酒は)体から抜けていると思っていた」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は17日午前8時25分ごろ、県道78号の歩道で飲酒運転した疑い。

 署によると、宮古空港方面から市平良西里の県道243号の歩道を左折し、同78号の歩道にわたって、家庭ゴミを回収しながら走行するゴミ収集車をパトロール中の警察官が確認した。車両を停車させた後、運転していた容疑者に職務質問をしたところ、酒の臭いがしたため、呼気検査を実施した。

 容疑者が代表を務める会社は宮古島市の委託を受けて、市内のゴミを回収している。市環境衛生局によると、委託契約の際には各業者に対して道路交通法を順守するように指導しているという。