コンテナ14台をだまし取る 会社役員に懲役3年の実刑判決 那覇地裁 沖縄


コンテナ14台をだまし取る 会社役員に懲役3年の実刑判決 那覇地裁 沖縄
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 2019年10月から20年2月にかけてコンテナのリースや販売を手掛ける那覇市内の会社からコンテナ14台(時価約1120万円相当)をだまし取ったとして詐欺の罪に問われていた会社役員の被告(70)に那覇地裁(安原和臣裁判官)は16日、懲役3年(求刑3年6月)を言い渡した。

 判決によると、被告は、リース契約を装う手口でだまし取ったコンテナを県内の会社に転売していたという。

 安原裁判官は判決理由で、被害弁償の見込みがなく、転売で利益を得ていた点を「悪質」とし「刑事責任は重い」と判示した。