漫画「ワンピース」に学ぶ夢の見つけ方 沖縄・大山小で特別授業 “海賊旗”に思い思いの「夢のかけら」


漫画「ワンピース」に学ぶ夢の見つけ方 沖縄・大山小で特別授業 “海賊旗”に思い思いの「夢のかけら」 海賊旗を制作する子どもたち=19日、宜野湾市の大山小学校(喜瀨守昭撮影)
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 漫画家・尾田栄一郎さんの人気作「ONE PIECE(ワンピース)」を題材に、将来の夢を考える特別授業「ワンピースの時間」が19日、宜野湾市立大山小学校で開かれ、4年生30人が参加した。

 児童たちはクラスメートと話し合いながら、自身の中にある「夢のかけら」を見つけ、「海賊旗」に夢や希望を思い思いに描いた。

 授業はワンピースを連載中の「週刊少年ジャンプ」を発行する集英社などが、小学生を対象に全国で開催している。登場人物がそれぞれに大きな夢を抱き、海賊旗にその思いを込めていることを踏まえ、子どもたちも夢について考え、表現してもらうことが狙い。

 大山小の児童たちは、付箋に夢や好きなこと、得意なことを書き出し、次にグループで互いの長所などを出し合った。その上で、どくろマークが入った海賊旗の布に夢や目標を描いていった。

 本と妹の好きなイチゴが載ったパフェやショートケーキを描いた児童は「本を書くのが目標。スイーツも作れるようになって、レシピの本を出してみたい」と理由を説明。医療器具のメスをモチーフにした絵を海賊旗に描いた児童は「病気のおばあちゃんを治してあげたい。お医者さんになってお父さんとお母さんを助けたい」などと語った。

 (玉城文)