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再調査でPFAS指針値内 宜野座タラソ、飲料水影響なし 沖縄


再調査でPFAS指針値内 宜野座タラソ、飲料水影響なし 沖縄 駐車場に放出した泡消火剤(提供)
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 【宜野座】宜野座村のタピックタラソセンター宜野座で4月、人体に有害とされる有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤の一部が排水路に流出したことを巡り、宜野座村は5月31日、水質再検査の結果を公表した。4月の調査で国の定める暫定指針値(PFOSとPFOAの合算1リットル当たり50ナノグラム)を超えた「排水路」は、再調査で5ナノグラムとなり、暫定指針値を下回った。

 村はホームページで「誤放出が起こらないよう再発防止対策を図る」とした。村によると、泡消火剤の流出に伴う飲料水への影響はない。再検査は5月16日に行われた。 

(武井悠)