【名護】名護市屋部や宇茂佐の森の上空で12日夕、米軍所属とみられるヘリコプター2機が複数回にわたって旋回する様子が確認された。
本紙記者が確認したところ、住宅地の上空から海側にかけて、2機編隊で円を描くように飛行していた。
飛行していたのは米軍の多用途ヘリUH1Yヴェノムと、攻撃ヘリAH1Zヴァイパーとみられる。両機種は米軍普天間飛行場を拠点に飛行している。
ヘリが飛行する様子は午後5時15分ごろから十数分間、複数の住民も目撃した。住民の一人は「うるさいし、落ちたら住民の命に関わる。(上空を飛んで)反応を調べているかのようにも感じた」と話した。