米軍キャンプ・シュワブがある名護市辺野古の上空で19日、つり下げ訓練が確認された。米軍のものとみられるヘリ1機から複数人がつり下げられていた。
訓練を目撃した辺野古に住む50代女性によると、19日午後2時45分ごろ、名護市辺野古の沖縄工業高等専門学校付近にあるシュワブ内の着陸帯「フェニックス」方面からヘリが上昇し、つり下げ訓練を実施していたという。
19日には、新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会が沖縄防衛局を訪れ、名護市久辺3区上空での米軍機飛行禁止と住宅地に最も近い着陸帯「フェニックス」の即時閉鎖、撤去を要請していた。
名護市防災基地対策係は「事実確認のため防衛局に情報提供を求めていく」としている。沖縄防衛局は琉球新報の問い合わせに「本日中の回答は難しい」とした。
(金城大樹)