本部町の海洋博公園で13日、第46回海洋博公園花火大会が開催された。今年のテーマは「千変万化(せんぺんばんか)」。打ち上げ後に点滅しながら色が変わっていく、県内初使用の「イルミネーション玉」など、県内最大級となる約1万発の鮮やかな花火が夏の夜空を彩った。約3万3千人の来場者が、1時間ほどの美しい花火ショーを堪能した。
約1万発のうち4割の花火が打ち上がる「千変万化やんばる花火」では空の青や大地の緑といった自然の色を表現した花火が約10分間空を彩り、フィナーレを飾った。夫婦で観賞した男性(42)=読谷村=は約20年ぶりに訪れたといい「子どもの頃を思い出しながら眺めた。星空と花火のコラボもきれいだ」と話した。