28日から陸上自衛隊と米海兵隊の共同実動訓練「レゾリュート・ドラゴン24」が始まることを受け、「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」は27日午前10時から勝連分屯地のゲート前で抗議集会を開く。
訓練には、うるま市勝連分屯地に発足した第7地対艦ミサイル連隊が初参加し、12式地対艦ミサイル展開訓練を実施するほか、実弾を輸送する訓練もあり、昨年よりも規模が拡大する。
同会の照屋寛之共同代表や、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会の具志堅隆松共同代表、自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会の諸見里宏美事務局長らが24日、那覇市の県庁記者クラブで会見し抗議の意を表明した。
照屋共同代表は「米国の言いなりになってミサイルを配備する日本政府は異常だ。日米安保あるがゆえに沖縄が戦場になろうとしている」と話した。具志堅共同代表は「軍事訓練を重ねることが、より戦争に近づけることになる」と訴えた。
(慶田城七瀬)