出張中の東京で急逝した松川正則宜野湾市長(享年70)の告別式が31日、宜野湾市の普天満山神宮寺で開かれた。
行政や政治、企業、地域、米軍ら各界関係者ら約3200人の弔問客が訪れた。弔問客からは「まさかこんなに早く亡くなるなんて」と驚きの声が漏れた。
仲井真弘多元知事や木原稔防衛相ら政財界の要人が多数訪れた。
自身が市長時代、松川市長を副市長に起用していた元市長の佐喜真淳さんは「今でもうそであってくれとの思いだ。今日は本当にご苦労さまと感謝の思いを込めて参列した」と語った。
松川市長と20年来の付き合いという池田竹州副知事は「5日に普天間飛行場の負担軽減のために『がんばろう』と声をかけたばかりだった。お互い行政職員出身だが、松川さんは行政の枠にとらわれない行動力のある方だった」とさみしそうに語った。
(梅田正覚)