5年ぶりに「沖縄場所」がやってくる! 大相撲、12月に沖縄アリーナで 横綱も出場予定


5年ぶりに「沖縄場所」がやってくる! 大相撲、12月に沖縄アリーナで 横綱も出場予定 大相撲沖縄場所の成功を誓う日本相撲協会の二所ノ関親方(右から5人目)、同協会の立浪親方(同3人目)、沖縄商工会議所の宮里敏行会頭(同4人目)ら=8日、沖縄市役所
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 「2024年冬巡業 沖縄市市制50周年記念 大相撲沖縄場所」(主催・大相撲沖縄場所実行委員会、吉本興業、沖縄アリーナ、LIVE FORWARD)が12月21日、沖縄アリーナで開かれることが決まった。沖縄県での巡業開催は5年ぶり。日本相撲協会巡業部大相撲沖縄巡業担当の立浪親方や同協会で元横綱稀勢の里の二所ノ関親方らは8日、沖縄市役所を訪ね、巡業の応援隊の結団式などに参加した。

 大相撲沖縄場所では、普段の巡業とは異なり、トーナメント形式で力士らが取り組みをするほか、相撲の禁じ手をコミカルに演じる「初切」や、力士が歌う「相撲甚句(じんく)」などが楽しめる。同場所では集客1万人を目標にしているという。

 沖縄場所には横綱照ノ富士や大関豊昇龍のほか、九州場所時点での幕内力士ら200人が参加予定で、県出身の美ノ海も出場する予定だという。

 地方巡業は体育館などで開催されることが多く、本格的なアリーナでの巡業は初めてだという。二所ノ関親方は「大きなスクリーンや照明などいつもとは違う演出ができると思う。どうなるのか楽しみだ」と期待した。

 沖縄市の商工業団体などが結団式に参加した。チケットの販売などで協力する応援隊の隊長を務める、沖縄商工会議所の宮里敏行会頭は「沖縄では大相撲を生で見られる機会も少ないので良い機会になるだろう。本場所とは異なる力士らの表情も楽しむことができるので盛り上げていきたい」と意気込んだ。 

(福田修平)