大相撲「ぜひ沖縄アリーナで」 立浪親方 沖縄巡業開催を視野に 桑江市長を表敬


大相撲「ぜひ沖縄アリーナで」 立浪親方 沖縄巡業開催を視野に 桑江市長を表敬 桑江朝千夫市長(右から3人目)を訪ねた立浪親方(同4人目)ら関係者=10日、沖縄市役所
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 【沖縄】大相撲立浪部屋の立浪親方(元小結旭豊)ら関係者は10日、今後の沖縄巡業開催を視野に、会場の候補として沖縄市の沖縄アリーナを視察した。視察に先立ち、桑江朝千夫市長の元を訪れた立浪親方は「ぜひ沖縄アリーナで、久しぶりの巡業ができたらと考えている」と話し、開催時には市の協力を仰ぎたいと求めた。

 大相撲の沖縄巡業が実現すれば、2019年以来となる。今年、沖縄市制50周年の節目を迎えている桑江市長は「ぜひともアリーナで開催したい思いがずっとあった。おいでいただければ市民も喜ぶ」と期待を寄せた。

 瑞慶山良一郎市議会議長は「開催に向けて話が進むのであれば、経済界を巻き込んで応援隊として盛り上げていきたい」と意欲を語った。

 宜野湾市出身の三段目、立王尚(たつおうしょう)が所属する立浪部屋。立浪親方と桑江市長らの話題は大相撲春場所の盛り上がりにも及んだ。桑江市長が「いつか九州場所をぜひ沖縄で開催してほしい」と求めると、立浪親方は「毎年沖縄で場所ができたら最高ですね」と笑顔で返した。

(石井恭子)