強い台風13号は15日午前6時現在、鹿児島県奄美市の西北西約230キロの海上にあり、1時間に約25キロの速さで東シナ海方向に進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカルで、中心の北東側500キロ以内と南西側33キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いており、沖縄本島地方や久米島では昼ごろまで強風注意報が続く見込みとなっている。
台風は今後も発達しながら東シナ海を北西へ進み、沖縄地方から遠ざかっている。一方、沿岸の海域では、うねりを伴いしけており、沖縄気象台は16日にかけてうねりを伴う高波に注意するよう呼び掛けている。
沖縄気象台によると、台風13号の接近により、雨の降り始め(13日午前0時)から15日同4時までの降水量(速報値)は国頭村奥で65.0ミリ、那覇空港で46.5ミリとなっている。