有料

「読書」テーマに、てつがくカフェ 正解のない問い語り合う 一般参加は17日まで 当日参加も可能 沖縄


「読書」テーマに、てつがくカフェ 正解のない問い語り合う 一般参加は17日まで 当日参加も可能 沖縄 「読書」について語り合うりゅうPON!てつがくカフェの参加者ら=15日、西原町のブックカフェブッキッシュ
この記事を書いた人 Avatar photo 関戸 塩

 答えが一つではない問いを語り合う「りゅうPON!てつがくカフェ」が15日、始まった。18日まで。琉球新報小中学生新聞りゅうPON!の連載「てつがくカフェ」の「コーノさん」こと河野哲也立教大教授が講師を務め、初日は「読書」をテーマに西原町のブックカフェブッキッシュ、「自由」のテーマで那覇市壺屋の喫茶喫酒もえぴの2カ所で対話した。

 「読書」のテーマでは15人が参加した。「漫画は読書か」「人気漫画で内容の圧が強くて読めないものがある」「精神的に枯渇すると栄養として本を買う」など、参加者らは対話を重ねた。

 「言い切りで決めつけるような自己啓発本は苦手」と発言した浦添工業高3年の屋良ひかるさん(18)=与那原町=は、「皆さんの経験を踏まえた話から自分という人間の答え合わせをするように対話が開かれていった」と話した。河野教授は「沖縄に哲学対話が根ざしてほしい」と述べた。

 16日は糸満市の県平和祈念資料館で午後2時から「平和」をテーマに対話する。17日は午後4時半から浦添市の港川小学校で「教員向けファシリテーター養成講座」を開く。当日参加可能。

申し込みはこちらから。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdeojFLQA4uqx5vcHd3NSefQexgjsKkAi0UW-sCr4elLGmSNA/viewform

 (関戸塩)