「生活費のため」住宅侵入で窃盗など、計26事件に関与疑い 沖縄県警が男を送検


「生活費のため」住宅侵入で窃盗など、計26事件に関与疑い 沖縄県警が男を送検
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 県警は7日、那覇市や豊見城市、与那原町で現金などを盗む26の事件に関与したとして、住居侵入と窃盗などの容疑で住所不定無職の男(34)を摘発したと発表した。

 被害総額は現金約206万円、財布などの物品470点(時価総額226万円)。「生活費のため」と容疑を認めているという。

 県警によると5月22日、那覇市の集合住宅の一室で、住人が寝ている間に何者かに侵入され、現金約3万円やかばんなどが盗まれる窃盗事件が発生。この事件に関与した疑いがあるとして、同月24日に容疑者の男を逮捕した。

 この事件を捜査する過程で、2023年5月から本島南部で発生していた同様の窃盗のほか、車上狙いなどにも関与していた疑いが浮上した。関与が疑われる全ての案件について、9月6日までに那覇区検に事件送致した。