宮古島空港近くに不発弾 250キロ2発 戦時中イギリス軍使用か 沖縄


宮古島空港近くに不発弾 250キロ2発 戦時中イギリス軍使用か 沖縄 250キロの不発弾2発が見つかった宮古島空港付近の畑=17日、宮古島市平良西里
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 宮古島市の宮古島空港付近の畑で、約250キロの不発弾2発が17日までに見つかった。太平洋戦争中にイギリス軍が使用したものとみられる。宮古空港は戦時中に日本海軍の飛行場があった場所で、昨年には現場付近で不発弾5発が見つかって処理された。市の担当者は処理の日程は関係機関と調整して決めると説明した。

 市や県、陸上自衛隊第15旅団によると、現場は同空港のフェンスから道を挟んだ場所にある畑で、地権者の依頼を受けた県が広域探査発掘加速化事業で不発弾の有無を調査していた。

 見つかった2発は、2日に宮崎空港の誘導路で爆発した爆弾と同じ大きさだった。

 (友寄開)