那覇署は29日、市役所職員をかたって還付金の手続きで必要なためとうそをつき、無職の80代女性=那覇市=からキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺(預貯金詐欺)に関与し同カードを使って市内のコンビニATM2カ所で現金を引き出そうとしたとして、詐欺と窃盗未遂容疑で那覇市の自称無職の容疑者(20)を再逮捕した。
容疑を認めている。別の預貯金詐欺に関与したとして8日に逮捕されていた。
署によると、同容疑者は被害女性の自宅に電話し「還付金の払い戻しのためにキャッシュカードを回収する必要がある」などと説明、女性宅を訪れカードを受け取った。しかし、ATMの操作を誤り、現金を引き出せなかったという。