港管理組合は、港湾緑地の活用を目的とした「みなと緑地トライアルサウンディング」への応募事業者を募集している。事業の対象地は那覇市の波の上うみそら公園内の緑地。応募期間は31日まで。
組合は、管理する緑地やふ頭用地を貸し付けてカフェなどの収益施設を整備し、港湾の活性化につなげる「みなと緑地PPP(港湾環境整備計画制度)」の県内初導入に向け検討を進めている。
23年12月から24年3月末まで、組合が管理する緑地全体を対象に活用アイデアを提出した民間事業者らと制度導入に向けて意見交換していた。
今回実施するトライアルサウンディングは、活用する緑地を限定し、事業者に暫定利用してもらうことで、実際の集客性や採算性を確認する。
組合の担当者は「民間のアイデアをたくさんお借りしたい」と呼びかけた。詳細は組合のホームページから確認できる。
(與那原采恵)