-この選挙の位置付けは。
「子育て政策、予算優先の糸満になれるかを問う。子育て世代、子どもを支えられれば、社会が好循環する。高齢者も障がい者も全ての人が幸せになる。辺野古新基地建設にも反対。排除や分断を乗り越えるために成熟した政治を、選挙戦を通じてつくっていきたい」
-陣営の取り組みや手応えは。
「賀数さんに共感する子育て世代を中心に、既存の方法にとらわれない手作りの選挙をしている。同世代や若者は普段、政治に参加する余裕もない。しかし本選挙を通じ、本来暮らしとつながっている政治について、考えようとする気持ちの種を、同世代と若者にまけていると思う」
-若者、無党派層対策は。
「SNSで、地道に公約を広げている。賀数さんは市民目線で、議会でも違うものは違うと言ってきた。だから無党派層にも、『彼に入れたら大丈夫』と言える。彼が(議会で)行ってきたことそのものが、対策になっている」
-終盤に向けて重点的に訴えていくことは。
「一票も無駄にしない。(有権者には)自分の一票が投票権を持たない子どもや、外国人のための一票でもあると思ってほしい。一票に、全ての人の暮らしが詰まっている、と訴える」
-候補者の人柄についてPRを。
「真摯(しんし)に一つ一つの問題に取り組み、100年後の未来を考えて動く人だ」
-投票率はどれくらいになると予想するか。
「投票したいと思える人が出れば、投票率は上がる。賀数さんの立候補で無党派層が動き、59%まで上がるだろう。当選ラインは未知だ」
(聞き手・藤村謙吾)