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宮古・下地島空港、平良港 政府が「特定利用」追加指定を検討 沖縄 


宮古・下地島空港、平良港 政府が「特定利用」追加指定を検討 沖縄 
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宮古島】政府が防衛力強化に向け、南西諸島の空港や港湾を「特定利用空港・港湾」に指定し整備を進めている件で、宮古島市の宮古空港と下地島空港、平良港の追加指定へ引き続き検討を進めていることが26日、分かった。内閣官房の職員らが同市役所で座喜味一幸市長らと面会し、説明した。

 「特定利用空港・港湾」を巡っては、政府が4月1日に県内の石垣港と那覇空港を含む全国5空港、11港湾を選定した。宮古島市の平良港は座喜味市長の同意が得られず、指定には至らなかったが、政府は再び指定する検討を進める意向。政府としては、座喜味市長の同意が得られれば、年度内にでも平良港を指定したい考え。

 市職員によると、同日午前11時ごろから、約1時間にわたって内閣官房の職員らが事業について説明した。 

(友寄開、明真南斗)