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【一問一答】「抑止力高める」「30人の隊員を常駐」 三宅伸吾防衛政務官 北大東レーダー配備


【一問一答】「抑止力高める」「30人の隊員を常駐」 三宅伸吾防衛政務官 北大東レーダー配備 記者会見する三宅伸吾防衛政務官=22日、北大東村中野のハマユウ荘
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 北大東村への航空自衛隊移動式警戒管制レーダー配備計画について三宅伸吾防衛政務官と記者団の主なやり取りは次の通り。

 ―配備で標的にされるのではとの懸念の声がある。

 「抑止力を高めるために、移動式警戒管制レーダーを配備する意向を示した。抑止力向上のために配備するので、標的になるというのとは逆の効果を期待しての計画だ」

 ―人口維持や建設業を中心に経済活性化を期待する声がある。

 「約30人の隊員を常駐させる予定。現在の540人前後の人口から比べれば、かなりの単位で人が住む。補助事業は今後精査の上、展開されるだろう」

 ―今後、米軍が使用する予定はあるか。

 「現時点で計画は一切ない」

 ―今後の機能強化は。

 「現時点で計画は一切ない。しかし、状況というのは変わる可能性がある。防衛省、自衛隊、特に自衛隊の全国におけるさまざまな最適な、運用体制に向けてこれから安全保障環境も変わる」

 「もし何らかの要因で変更がこの島に関してある場合には、速やかな丁寧な説明と、そして情報提供させていただいた上で、村民の皆さまのご理解とご協力が得られれば、何らかの状況等があるかもしれない」