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北大東の基地機能強化 防衛省が否定せず 村長、レーダー受け入れ 沖縄


北大東の基地機能強化 防衛省が否定せず 村長、レーダー受け入れ 沖縄
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 【北大東】北大東村への航空自衛隊移動式警戒管制レーダー配備計画を巡り、鬼塚三典村長は22日、来島した三宅伸吾防衛政務官と面談し、配備受け入れの意向を伝えた。面談後の記者会見で三宅政務官は、基地機能強化について「現時点で計画は一切ない」との認識を示した。一方、安全保障環境などで変更が生じる場合は地元に情報提供した上で「村民のご理解とご協力が得られれば、何らかの状況等があるかもしれない」と述べ、将来的な機能強化を否定しなかった。

 面談を受けて今後、本格的に配備計画が進められる。

 計画を説明された鬼塚村長は「原則として配備を受け入れたい」と述べた。

 防衛省が16日の住民説明会で配布した資料によると、部隊配備予定地域は北東部と南部の村有地11ヘクタール。昨年の説明会で配布された資料には8ヘクタールと記載がされ、村有地の取得面積が増えている。

 今後、防衛省は2025年度からの施設整備と部隊配備に向けて予算を計上する予定。本年度は詳細な設計作業に向けて、土地に関する調査等を進めるとしている。

 (田中芳)