会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・普久原均琉球新報社長)の8月例会は7日、那覇市のロワジールホテル那覇で開催される。講師は毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏。演題は「岸田政権の課題と展望」。自民党派閥の裏金事件を受け、かつてなく政治不信が高まる中、衆院解散・総選挙、自民党総裁選はどうなるのか。岸田政権の課題と行方を展望する。
佐藤氏は1965年愛知県生まれ。87年に毎日新聞社へ入社し、長野支局、政治部、大阪社会部、外信部などで記者経験を積む。2001年~05年にはワシントン特派員として、米同時多発テロ後のアフガニスタン紛争、イラク戦争、米大統領選などを取材した。
その後、政治部副部長、編集委員を経て、13年から論説委員として安全保障法制などを担当。17年に全国紙では女性としては初の政治部長となる。その後、大阪本社編集局次長、論説副委員長、東京本社編集編成局総務を経て、22年4月から再び論説委員を務めている。
著書「オッサンの壁」(講談社現代新書)は、23年秋に台湾でも翻訳出版された。TBS系情報番組「ひるおび」などのコメンテーターをはじめ、各種メディアで活躍中。
問い合わせは琉球フォーラム事務局、電話098(865)5177。平日午前10時~午後5時。問い合わせは前日までにお願いします。