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佐喜真氏「関係は断絶」 全国弁連が旧統一教会巡り質問状 宜野湾市長選 沖縄


佐喜真氏「関係は断絶」 全国弁連が旧統一教会巡り質問状 宜野湾市長選 沖縄
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する被害相談に乗ってきた全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は28日までに、宜野湾市長選に立候補を予定する元市長の佐喜真淳氏(60)に教団との関係をただす公開質問状を送付し、回答を得たと発表した。全国弁連は2014年から22年までの佐喜真氏と教団との接点を示す事例12件を挙げ、事実関係や台湾や韓国で開催された教団関連イベントの渡航費について質問した。

 佐喜真氏は「指摘していただいた事実はそのとおりだが、年月も経過しており領収書などは保管されていない。渡航費用などはいずれも私費で支出をしたものと記憶している」と回答した。その上で「私と旧統一教会との関わりは断絶をしているが、今後も誤解を招かないよう対応していく」とした。

 全国弁連は「反社会的な活動をしてきた旧統一教会と関連組織と長く協力関係を取ってきた佐喜真氏が被害者の苦悩をどう考えるのか。このようなことは選挙民にとって重大な関心事」などとして公開質問状の趣旨を説明した。(’24宜野湾市長選取材班)