【東京】佐喜真淳宜野湾市長は12日、防衛省や外務省、内閣府を訪れて市長選当選を報告し、米軍普天間飛行場の負担軽減を含めて公約実現に向けた協力を要請した。
非公開の面談後、取材に応じた佐喜真市長によると、木原稔防衛相は「宜野湾市のために、しっかりと取り組んでいきたい」と語ったという。
普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡って、段階的な移駐や返還期日の明確化について踏み込んだ議論はしていない。佐喜真市長は「いきなり今日行ってすぐできる話でもない。任期4年間に結果を出せるようにしたい」と述べた。内閣府では自見英子沖縄担当相、外務省では穂坂泰政務官が対応した。
(明真南斗)