【宮古島】9月29日夜、宮古島市平良狩俣で十五夜大綱引きが行われた。余興が披露された後、午後8時過ぎから中秋の名月の下、伝統の大綱引きが行われ、住民らは額に汗を流しながら豊年と豊作を願った。
大綱引きは例年大通りで行われていたが、今回は集落センター前の道路で開催した。通りには集落の住民や狩俣に縁のある人たちが集い、力強いかけ声に合わせ綱を引き合った。5本勝負で行われ、勝敗が決まる度に、みこしを担いで古くから継承される綱引きのウタを謡い集落の豊年と豊作を願った。
4年ぶりの十五夜行事は、住民らの熱気と歓声に包まれた。 (友寄開)