豊見城市豊崎の「道の駅豊崎」への授乳室と授乳チェアの贈呈式が11月21日、豊見城市役所で開かれた。寄贈する日本道路建設業協会沖縄支部の与那嶺恵伸支部長、受贈者として徳元次人豊見城市長らが出席した。
寄贈された授乳室は段ボール製の簡易設置型。道の駅豊崎に授乳室はあるが市は2室目として配置する。イベントや被災時にも活用する考えだ。
日本道路建設業協会は全国道の駅連絡会と連携し2023年7月から3年で150駅に授乳室を寄贈する計画。県内では豊崎が初。授乳室は横190センチ、縦104センチ、高さ195センチ。施錠できるのが特徴。
与那嶺支部長は「道の駅は車利用者や観光客にとって重要だ。子育てママの授乳の悩み軽減につながることを期待している」と話した。徳元市長は「豊見城市は子どもが多い街だ。授乳室を活用し道の駅をアピールしていきたい」と話した。
(岩崎みどり)