コーヒーのおいしさ世界6位に トロフィーまであと一歩 北谷、ジバゴの三上さん「来年1位に」 沖縄


コーヒーのおいしさ世界6位に トロフィーまであと一歩 北谷、ジバゴの三上さん「来年1位に」 沖縄 世界6位になったジバゴ・コーヒー・ローステリーの三上航太郎さん=12月14日、北谷町美浜
この記事を書いた人 アバター画像 石井 恵理菜

 沖縄県北谷町美浜のコーヒーショップ、ジバゴ・コーヒー・ローステリーで店長を務めるヘッドバリスタの三上航太郎さん(27)が、昨年12月2日にオーストラリア・メルボルンで開催された世界大会「ワールドエアロプレスチャンピオンシップ」に日本代表として出場し、世界54カ国中6位に入賞した。三上さんは「来年も日本一になり、世界大会で1位を目指したい」と意気込んだ。

 大会は課題で与えられた豆を抽出し、5分以内で誰が一番おいしいコーヒーを作れるかを競う。世界大会は3人が対戦して1人が勝ち進むトーナメント形式が取られた。三上さんは準決勝まで勝ち進みドイツ代表と対戦したが、トロフィーまであと一歩のところで敗退した。ドイツ代表は世界2位だった。

世界大会で各国代表とコーヒー抽出の腕を競い合う、三上航太郎さん(ジバゴ・コーヒー・ローステリー提供)
世界大会で各国代表とコーヒー抽出の腕を競い合う、三上航太郎さん(ジバゴ・コーヒー・ローステリー提供)

 大会にはジバゴのメンバーも応援に駆けつけ、会場最前列で三上さんの活躍を見守った。大会後はパーティーも開かれ、世界のバリスタらと交流する機会があったという。

 三上さんは「トロフィー間近で悔しさがあるが、得るものが多い大会だった。学んだことをスタッフに伝えたい」と語る。「技術の底上げをして、日々のコーヒーのクオリティーを上げたい」と前を見据えた。

 (石井恵理菜)