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能登での支援体験を生徒に語る FMやんばる代表の新城さんがボランティア講話 沖縄・名護の羽地中


能登での支援体験を生徒に語る FMやんばる代表の新城さんがボランティア講話 沖縄・名護の羽地中 羽地中学校3年生らの前で講話するFMやんばる代表の新城拓馬さん=25日、羽地中学校
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

 沖縄県名護市の羽地中学校は1月25日、名護市を中心に地域情報を発信するコミュニティー放送局「FMやんばる」の代表・新城拓馬さん(38)を招き、ボランティア講話を実施した。同校3年生が参加し、新城さんから能登半島地震のボランティアで体験したことや当時の心境などの話を聞いた。

 講話は羽地中学校の卒業生や地元関係者の人生経験を通して、生徒の夢や目標を見つけ出すきっかけをつくる「夢を語れ会」の一環。新城さんは能登半島地震後、1月4日に被災地の石川県七尾市を訪れ、支援物資を届けるボランティアに参加した。「みんな必死だったけど、少しでもがんばれば、一人でも多く助けられるんじゃないかという思いだった」と当時の心境を振り返った。

 講話を聞いた石川穂乃花さん(15)は「沖縄でも地震が起きた時の備えが必要だと思った。新城さんの命を守りたいという気持ちがとても伝わった」と話した。

(金城大樹)