ギフトカード購入に来店した60代男性、“もしかして”…詐欺被害防ぐ 店員に感謝状 糸満署 沖縄


社会
ギフトカード購入に来店した60代男性、“もしかして”…詐欺被害防ぐ 店員に感謝状 糸満署 沖縄 眞榮城嘉世糸満署長(左)から玉城里美さんの代理で感謝状を受け取った新城潤さん(中央)、山城裕司同署副署長=3月14日、同署
この記事を書いた人 Avatar photo 大嶺 雅俊

【糸満】糸満署(眞榮城嘉世署長)は3月14日、電子ギフトカードを購入しようとした60代男性を説得し、特殊詐欺を未然に防いだとしてファミリーマート糸満照屋店従業員の玉城里美さん(66)への感謝状贈呈式を開いた。玉城さんの代理で出席した同店店長の新城潤さん(36)に、眞榮城署長が感謝状を手渡した。

 糸満署などによると、2月中旬に店を訪れた男性は「ギフトカードを購入したい」と玉城さんに話しかけた。玉城さんが購入理由を尋ねたところ、男性がギフトカードの購入額に応じたポイントの給付を受けるためとの説明をしたため、特殊詐欺を疑って説得し、署に通報した。

 新城さんによると、昨年12月には系列店舗でだまされてギフトカードを購入しようとした客がいたことから、従業員らにも注意を呼びかけていたという。玉城さんも「被害がなくて良かった」とほっとした様子だったという。

 署によると、男性のSNSに「特別給付金窓口」という見知らぬアカウントから、最低3千円分のギフトカードを購入し、シリアルコードを伝えるとポイント給付が応じられるとの呼びかけがあった。男性は怪しいと思いながらも、「3千円だから」とギフトカードを購入しようとしたという。

 署は「少額からスタートしても、だんだんと高額になる可能性は高い」などとして、少額でも不審な勧誘に応じないよう呼びかけている。

 (大嶺雅俊)