糸満市商工会女性部では、地域の交通事故防止などのため約30年前から「交通安全普及運動事業」を続ける。2年前から子ども向けにお守り作成をしており、今年は市内10小学校の新1年生約740人分の交通安全祈願お守りを制作し、3月7日に寄贈した。
お守りは、15人の女性部員らが約4カ月かけて制作した。絵馬をかたどり「よりみちしないでおうちにかえろうよ」とメッセージが書かれている。4月5日には「春の全国交通安全運動出発式」でお守り贈呈セレモニーが行われ、児童らのランドセルにお守りを装着した。
女性部の照喜名直美部長は「児童だけでなく地域も交通安全意識をより一層高め、事故やけがの防止につなげていくよう、ご協力をお願いしたい」と話した。
(川嵜紋通信員)