入社以来、「関西の出身?」と聞かれることが多いが、実は生まれも育ちも沖縄の梅田と申します。4月から中部支社に赴任早々、来る6月7日告示・16日投開票の県議選選挙取材にどっぷり漬かる日々を送る。
私は日々、後援会や決起集会に出向いて動向を取材し、当落判定や県議選後の政治情勢の分析に努める。だが、ベテラン市町村議員からは「有権者は県民の前に市町村民。県議会は地域の人々の実利からは遠い」ため、関心は薄いとの声もある。
心情を理解できる一方、私は違う見方を提示したい。
有権者の投票行動の一つ一つが政治家への信任度合いを示し、政治家は政治判断の参考にしている。このため、投票は地域の歴史に参画することを意味し、単なる一票であっても地域の未来を形づくることにつながる。
こう考えたら、投票権を放棄するなんて「とんでもない」と思いませんか。
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私が書きました
梅田正覚
宜野湾市・中城村担当