【南部】与那原署員が6月26日午後8時25分ごろ、南風原町大名の町道をさまようポニーを発見し、保護した。約3キロの署までの道のりを歩いて連れ帰った。同署の佐久本学副署長は「管内でウマが逃げたという通報はたびたびあるが、署まで来たのは初めてだ」と驚いた。
保護の約25分前、町新川の町道で「子ウマが走っている」と110番通報があった。署員が目撃場所から南東方向に約1キロの場所で見つけた。
ポニーは体高約120センチ、体長約150センチ。27日、飼い主の60代男性に無事引き渡された。男性によると、子どもを出産したばかりの雌。八重瀬町で飼育されていたが、授乳を続けたことで体が細くなったため、男性が管理する南風原町新川の敷地で休養中だった。飼い主の男性は「ありがとうございました」と感謝。軽貨物車に乗せて帰ったという。
(名嘉一心)