水中障害物競争、400メートル遠泳、水中綱引き… 伝統100年以上、渡名喜島で海の運動会 沖縄


水中障害物競争、400メートル遠泳、水中綱引き… 伝統100年以上、渡名喜島で海の運動会 沖縄 100年以上の伝統がある水上運動会に参加する子どもたち=6月29日、渡名喜村のあがり浜
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 渡名喜村のあがり浜で6月29日、渡名喜幼稚園・小中学校水上運動会が開催された。100年以上の伝統があり、全国でも珍しい海の運動会として知られる。今回で106回目となった。久米島からも子どもたちや保護者ら約30人が参加し、運動会を盛り上げた。

 幼稚園児らは水中障害物競争、小学生は自分で決めた目標を泳ぐチャレンジスイム、中学生は400メートルの遠泳にそれぞれが挑み、成長した姿を見せた。全生徒参加の紅白対抗リレーや村民も参加できる村民音頭、水中綱引きもあった。

 閉会式後、久米島の子どもたちが渡名喜島の子どもたちにお土産を手渡した。昨年の開催から1年ぶりに会う友人たちが楽しそうに語り合っていた。

 (清水久乃通信員)