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照明と音響、鍾乳洞の「冒険感」アップ うるま「CAVE OKINAWA」リニューアル 沖縄


照明と音響、鍾乳洞の「冒険感」アップ うるま「CAVE OKINAWA」リニューアル 沖縄 赤や青など多彩な照明で照らされた「CAVE OKINAWA」の鍾乳洞=7月29日、うるま市石川
この記事を書いた人 Avatar photo 玉城 文

 うるま市石川にある鍾乳洞「CAVE OKINAWA」(池原勇矢社長)がこのほど、設備を大幅リニューアルした。照明や音響で探検気分を盛り立てるよう工夫している。

 照明は県外のテーマパークも手がけるタカショーデジテック(和歌山県)に依頼。まるで炎が揺れているかのように動き、鍾乳洞の細部も分かるように工夫を凝らしている。同施設のコンセプトである「神秘的で冒険感」が感じられるよう、鍾乳洞内で音楽を流し、案内板も古地図のようにして、雰囲気を盛り立てている。

 安全対策のため、鍾乳洞内にWi―Fiを通し監視カメラを設置。出口の急な勾配を緩やかにするため、新たな遊歩道を整備中だ。池原社長は「フォトモニュメントや休憩場所など周辺施設も強化している。歴史と自然を感じられるので、県民も訪れてほしい」とアピールした。

 営業時間は午前9時~午後6時半(9月30日まで)。問い合わせは電話098(964)4888。 

(玉城文)