交通安全を願って歌謡曲を披露する元ちゃん（中央）＝１９日、読谷村座喜味の読谷村文化センター
名嘉 一心 嘉手納署は9月19日、秋の全国交通安全運動の出発式を読谷村座喜味の読谷村文化センターで開いた。「元ちゃん」の愛称で親しまれる民謡歌手の前川守賢さんが一日署長として、交通事故の防止と飲酒運転の根絶に向けて各種交通マナーを実践すると交通安全宣言をしたほか、歌を披露し会場を盛り上げた。
嘉手納署の仲田州秀署長は直近の交通情勢について、9月中旬までの人身事故は54件発生し、国道58号では死亡事故もあったと説明した。その上で地域住民に交通安全の啓発活動への協力を呼びかけた。式ではこのほか、夜間の事故防止アイテムとして光を反射する「反射たすき」の使用例を紹介する反射材ファッションショーも開いた。
（名嘉一心）
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