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「チャンプル祭」エイサーも体力測定もバスケも 国頭の若者企画「また開催したい」 沖縄


「チャンプル祭」エイサーも体力測定もバスケも 国頭の若者企画「また開催したい」 沖縄 第1回国頭チャンプル祭でステージを盛り上げる出演者=10月13日、国頭村総合体育館
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 【国頭】第1回国頭チャンプル祭(主催・同実行委員会)が10月13日、国頭村立総合体育館などで開催された。村内の20~30代の若者が企画・運営した。スポーツや音楽の仲間が集い、国頭村で「健康」「食」「エンタメ」を融合させることで、健康で明るい村づくりを目指した。若者たちの地域イベントへの参画を促し、地域の活性化を図る目的で開催された。

 イベントは、体育館内の「バスケットボールレクリエーションイベント3×3」「高齢者レク式体力測定」などのほか、駐車場では「DJ等パフォーマンス」「フードフェス」を実施した。バスケット3×3では熱戦が繰り広げられ、観客が熱い声援を送った。理学療法士による身体機能チェック・特設整体ブースや高齢者体力測定など、来場者は自身に合ったプログラムを選択していた。

 フードフェスにはキッチンカー5台が出展し、国頭村ではあまり食べられない豊富なメニューがそろった。来場者は思い思いのメニューを楽しんだ。共催の国頭村商工会青年部はパターゴルフゲームで盛り上げた。

 ステージでは和太鼓やバンド演奏、三線ライブなど、さまざまなジャンルのパフォーマンスが披露された。最後は名護市伊差川青年会がエイサー演舞で盛り上げた。伊差川青年会代表の上原崇裕さんは「このようなイベントに呼んでいただきとても感謝している。声をかけてもらえばまた来年も出演したい」と話した。

 実行委員会代表者の島袋優樹さん(34)=国頭村半地=は「村の若い人たちの、イベントに対する共通認識が図れてよかった。地域の人々などの協力でイベントを開催できた。来場者にも感謝したい。また開催したいという気持ちもあり、改善すべき点もあり、次回の開催に向けていろいろと検討したい」と意欲を示した。

(新城高仁通信員)