勝利への意気込みを語る沖縄SVの我那覇和樹（屋嘉部長将撮影）
屋嘉部 長将 日本フットボールリーグ（JFL）参入2季目に突入する沖縄SVは12日、沖縄市の県総合運動公園蹴球場で新体制での本格的な練習を行った。県出身の元日本代表、我那覇和樹（小禄中―宜野湾高出）をはじめとする新加入を含めた選手27人に、J2清水エスパルスのユースを長年指導してきた小野木玲氏を新監督に迎え、3月開幕のシーズンを迎える。
元日本代表で沖縄SVに新加入した我那覇和樹が報道陣のインタビューに答えた。
―新チームに合流して。
「若い選手が多く、やる気にあふれている。みな向上心を持ってやっているので、刺激がある」
―チームの特徴など感じたことは。
「まだ戦術的なところはやっていないが、（沖縄SVは）ボールのステップワークなどを大事にしているので、チームと共に成長できるようにやっていきたい」
―久しぶりに沖縄のチームでプレーする。
「十数年ぶりに沖縄に帰ってこられたので率直にうれしい。必要としてくれたチームに感謝しているし、貢献したい」
―前所属のジェイリースFC（九州サッカーリーグ）での昨季を振り返って。
「JFL昇格の目標を達成できず悔しかった。沖縄SVの目標を達成できるよう少しでも力になりたい。まずは1人でも多くの方に沖縄SVを知って応援してもらえるよう努力したい」
―自身がチームメイトに伝えられることは。
「一日一日全力で、チームとしてやろうとしていることを理解するのが大事。自分も意識してきたことなので、大事にしてほしい」
―現役へのこだわりは。
「必要とされる限りは続けたいと思っているし、そのための体のメンテナンスや準備もしっかりやっていきたい」
―選手兼監督だった髙原直泰さんについて。
「引退されたが、一緒にやりたかった思いが強い。自分も髙原さんのように背中で引っ張っていけるような選手になりたい」
―意気込みとファンへのメッセージを。
「最前線で体を張って、チームのために戦う。ファーストタッチのゴールが得意なので、一つでも多くのゴールを見せたい。今年は一つでも多く勝って、SVを応援して良かったと思ってもらえるよう頑張りたい。応援をよろしくお願いします」
（聞き手・屋嘉部長将）
