熊本県の八代市鏡体育館で20日に行われた重量挙げの第32回全九州高校選抜大会で、女子55キロ級の比嘉成(本部3年)がスナッチ89キロでジュニア日本新、ジャーク106キロとトータル195キロのいずれも日本高校新記録を樹立した。九州ブロック以上の大会は公認記録扱いとなるため、記録会として特別参加した。
比嘉は59キロ級でスナッチ95キロ、ジャーク109キロ、トータル204キロの日本高校記録を保持している。今回は55キロ級のスナッチ90キロの日本記録更新を狙って、普段よりも一階級下で参加した。
「調子が万全でない中でも、持てる力を出せた。特にスナッチでジュニア日本新を出せたのはうれしい」と喜んだ。
(大城三太)