14団体1000人、鍛錬の技披露 空手道古武道演武大会 那覇市・県立武道館


14団体1000人、鍛錬の技披露 空手道古武道演武大会 那覇市・県立武道館 力強い演武を披露する沖縄尚学高校の生徒たち=3日、那覇市の県立武道館
この記事を書いた人 琉球新報社

 沖縄県空手道連盟の第39回県空手道古武道演武大会が3日、那覇市の県立武道館であった。演武は県内の道場などで日々研さんを積む14団体約千人がそれぞれの流派の形や鍛錬を披露した。団体組手は男子が県上地流空手道連盟、女子は県警空手道クラブが優勝した。激しい突きや蹴りで競り合う選手たちに大きな歓声や拍手が送られた。

 演武は沖縄尚学高校による団体演武で幕開け。授業で空手を学ぶ1、2年生約160人がそれぞれの流派の形を披露した。指揮を担当した護得久冴弥さん(18)は「これまでの感謝の気持ちを込めて演武した。100%の出来だったと思う」と笑顔を見せた。

 合戦棒やサイなど古武道や板割りの実践を披露する団体もあった。迫力ある演武に観客から熱い視線が送られた。