県高校定時制通信制夏季体育大会が県内各地で行われた。バドミントンの男子シングルスは與儀寛大(中部農林)、女子は仲村まひる(仙台育英)が優勝した。
返球することを意識し続けた仲村まひる(仙台育英3年)が女子シングルスを制した。
決勝の相手は昨年の優勝者だったが、返球し続け、相手のミスを誘った。さらに相手のボディーを狙い、甘い返球を強打するなど、守りだけでなく、積極的な攻めも見せた。第2ゲームは「集中力がだんだん切れてきた」とミスする場面もあったが、返球することを最優先し、勝利を引き寄せた。
小学校から競技を始め、現在は学校で週1回、一般の選手たちと週2回練習している。全国大会出場は初めて。「自分のプレーができるように頑張りたい。まずは1勝を目指したい」と意気込んだ。
(屋嘉部長将)