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沖縄、男子サッカー(知的)連続準V 「人の心動かす」1回戦から実践 障がい者スポーツ九州予選


沖縄、男子サッカー(知的)連続準V 「人の心動かす」1回戦から実践 障がい者スポーツ九州予選 準優勝した県選抜チームのメンバーら(提供)
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 全国障害者スポーツ大会九州ブロック予選会が8、9の両日、佐賀県内で行われた。知的障がい者バスケットボールの女子決勝で沖縄は91―42で鹿児島県を下し優勝した。男子は1回戦で福岡市に45―131で敗れた。優勝した女子は10月に佐賀県で行われる回全国障害者スポーツ大会に出場する。知的サッカーの男子沖縄は決勝で鹿児島県に0―5で敗れて準優勝とし、全国への出場権は逃した。


 サッカーの県選抜は2年連続の準優勝。長堂嘉元監督は「チーム立ち上げ時から掲げていた『人の心を動かすサッカー』が1回戦からできた。エースの座間味大喜が、ほしいところで得点を重ね、トップ下の山内健勝が苦しいところで試合の流れをつくってくれた」と振り返った。

 新垣優主将は「攻撃は他のチームよりも優れていた。最後の決定力不足が課題だ。個々の課題を持ち帰り、次の練習から取り組む」と進化を誓った。

 長堂監督は「決勝ではやりたいことはできていたが、ほしいところで得点できず、逆に相手にワンチャンスから得点されてしまった。大会で出たパスワークの課題を修正し、次こそ優勝する」と頂点を見据えた。

 (新里圭蔵)